30年前リリースの同アルバムの完全再現ライヴ盤
九月ももうすぐ終わり来月末のハロウィーン(Halloween)に向けて街がオレンジ色になりつつあります。
さて久しぶりに新譜購入しました。
RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)の SWINGIN' DAZE 21st Century 30年前リリースの同アルバムの完全再現ライヴ盤です。
発売日は9月4日だったようですが遅れること半月、タワレコオンラインで購入しました。
何度か利用してますが送料無料になるセブンイレブン受け取りが便利です。
今年の6月15日・16日に恵比寿LIQUID ROOMで行われたSWINGIN' DAZE完全再現ライヴを収録した2枚組です。
ライヴアルバムとしても12年ぶり。
元になった1989年のアルバム SWINGIN' DAZE(スウィンギング・デイズ)はやや癖の強いサイケデリック色があり、それまでのレッズの持っていたイケイケノリノリバカ騒ぎ感が薄く、以前にも書いた勢いのあるタテのビートは完全に消えてどっちかというと渋さと余裕のあるサイケデリック・ロック。
そしてバンドの終焉を表したようなコンセプト感が強い。
今回購入の通常盤ジャケットはプラケースの裏面が正面デザインになっておりインナー歌詞カードが裏面クレジット記載になっています。
さて1989年リリース当時のSWINGIN' DAZEですが実は少しつまらなく感じました。
ライブはKINGSのツアーで行ったのですがこの頃は観ていません。
しかし数年過ぎてあとで聴くととてもカッコイイことに気づいたアルバム。
そして年月が流れ2019年この独特な世界観を見事に再現しております。
再レコーディングでのリメイク盤では無くあくまでも当時のアレンジのままライブで再現しているところがいいですね。
オリジナルと今回のライブ盤でアルバムの持っている世界観が完成したとも感じさせます。
曲間はインストで繋ぎより一層独特な感じが増しています。
それにしても名曲揃いで1枚目から3枚目までとは違うけど統一感のある9曲+インスト。ビートルズの後期にも近いものを感じます。
ディスク1は完全再現ライブ本編でディスク2がライブ定番曲でのアンコール収録となっています。
アルバム全曲は配信されていないようですがシングル扱いで「欲望のドア」と「SUNDAY SUNSHINE」の当時のシングル曲が配信と定額音楽サイトで聴くことが出来ました。
動画も公式のものがショートバージョンですが公開されていました。このコンセプトの衣装も当時より現在のほうが雰囲気ありますね。
昔活動していたバンドが再結成や再始動するとヒット曲や定番曲で構成されたセットリストになりがちですが、このようなコンセプトライブは再始動時の何かのヒントになりそうですね。
極端な話インスタントラブからしかプレイしないボウイとか面白そうだと思うのです。
RED WARRIORS / Sunday Sunshine MV Short Ver.
SWINGIN' DAZE 21st Century / RED WARRIORS (2019)収録曲
Disc1
- Dolls
- 欲望のドア
- LIQUID
- Dance Macabre
- Dark
- Sunday Sunshine
- 誘惑
- Sister
- 雄叫び
- 鏡の前のメリー・アン
- Sweet Red Flower
- Organ & Drums
- 砂漠の情景
- 灰と蜃気楼
- 革命前夜
- 90's Revolution
- Golden Days
DISC-2
- Mr.Woman
- バラとワイン
- Foolish Gambler
- ルシアン・ヒルの上で
- Shock Me
- Casino Drive
ブログランキング参加中