すかんち がメジャーデビュー前に自主製作しインディーズでリリースしたアルバム『SCANCH'N ROLL SHOW』(1988)
こちらは2007年に限定でCD化された際のものです。(SMA SAPC-0001)
1990年のメジャーデビューアルバム『恋のウルトラ大作戦』では、このアルバムから5曲がリメイク。
1stでリメイクされたのは、"君は窓辺のパントマイム"、"フォルクローレ"(リメイク後のタイトルは"HONEY")、"ウルトラロケットマン"、"スローソンの小屋(スローソンズワックスミュージアム)"恋のT.K.O."で、ほほ同アレンジですが微妙に仕上がっていない感じが聴いていて面白い。
テンポがやたら遅かったり、繰り返しが少なかったり、展開が違ったりと、1stアルバムレコーディング時には白井良明のプロデュースで変わった部分もあるのかな?
カバー曲が2曲入っており、"バニラシティ"は長沢ヒロ&HEROのアルバム『HERO’S GIFT』(1979)収録、"13階の女"は、同じく長沢ヒロがHEROの前に活動していた、あんぜんバンドの『アルバムA』(1975)収録(シングルバージョンもあります)それぞれのカバーです。
すかんちの音源で公式に出せるものはありませんでしたが、この"13階の女"は特撮もカバーしておりました。
他の楽曲ですが、1994年のベストアルバム『SWEETS -SCANCH BEST COLLECTION-』の初回盤(12cmCD+8cmCD)では、収録曲の"JAZZ"、"Mr.ロックンローラー"の2曲がボーナスディスクの8cmCDに収録されました。
この2曲は手を加えずそのまま当時の録音音源がボーナスディスクに収録されました。
インディーズ作品でレア音源のため公式に出せるものが無く、聴き比べ等リンク貼れませんが、YouTubeで探すと試聴できるものもありました。
のちにSony Music Shop で、すかんちのBOXセットのリリースがあり、そちらの収録ディスクでこのアルバムを聴くことも出来ます。
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