マイケル・モンローのアルバム 『Life Gets You Dirty』ドイツのレコード会社 SPV GmbH のハードロック・レーベル Steamhammer(スティームハマー・レーベル)に移籍しての第1弾、日本盤は日本クラウンから1999年発売(CRCL-4735)
ハノイ解散後のソロ以降、2度バンド結成(1992年に Jerusalem Slim、1994年には Demolition 23)がありましたが、うまくいかず、ソロとしては1996年の『Peace of Mind』につづく4枚目がこの『Life Gets You Dirty』になります。
このアルバムはSpotifyにはありませんでしたが、収録曲のうち"Life Gets You Dirty"、"Self Destruction Blues"の2曲は、2017年のソロ30周年記念ベスト・アルバム『ザ・ベスト』に収録されているため配信されていました。
4曲目の"Self Destruction Blues"は、ハノイ・ロックス時代の楽曲のセルフカバーです。(クレジットはアンディ・マッコイとの共作)
ソロでは思い切り派手なアレンジでかなり印象が違いますね。
ハノイのシンプルなオリジナルヴァージョンはアルバム『Self Destruction Blues』に収録されています。
また前作でもレコーディングでギターを弾いていましたが、このアルバム『Life Gets You Dirty』ではギターをマイケル自身ですべてレコーディングしており、ゲスト参加のギタリストは居ないというクレジットとなっています。
日本でハノイ時代から人気だったマイケル、日本盤にはいつもオマケが付いてきますが、このアルバムにはステッカーが封入されていました。
ギターは失礼ながらこんなにプレイできるとは意外でした。
下の動画では当てぶりですがギター持ってパフォーマンスしたあと、インタビューでもギターを少し弾いています。
11曲目の"Little Troublemaker"も、元フェイセズのイアン・マクレガン (Ian McLagan)のソロアルバム『Troublemaker』(1979)収録曲のカバーです。
ややハードな雰囲気にはなっていますが、原曲同様にテナーサックスのソロが気持ちいいです。
このアルバムは本人がデザインにも関わってるらしくカッコイイジャケットだと思います。
日本盤とドイツ盤ともに同じデザインのようです。
Life Gets You Dirty / Michael Monroe (1999) 収録曲
- Life Gets You Dirty
- Just Because You're Paranoid
- Since When Did You Care?
- Self Destruction Blues
- Always Never Again
- Go Hard
- I Send You Back
- What's With The World?
- Love And Light
- If The World Don't Want Me
- Little Troublemaker
- Not Bad For The White Boy
- No Means No
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