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1982年 『オリエンタル・ビート』Oriental Beat / ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)

ハノイ・ロックスHanoi Rocks)のセカンドアルバムである1982年リリース『オリエンタル・ビート』Oriental Beat 日本盤です。
このアルバムはロンドンでレコーディングされ、オリジナル盤ではジャケットが違いますね。

日本盤で使用されているこの印象的な写真は、輸入盤ではサードアルバムの Self Destruction Blues (1983) で使われています。

輸入盤対策だったのか?なんでこの時代オリジナルと違う日本独自のジャケットが多かったのかな?
日本独自のマーケットに合わせたセールスが見込めるデザインに変更されていたのか?
わかりませんが、オリジナルの3作目のジャケット写真が日本では2作目のジャケット写真というのは、さすがに紛らわしいのではないでしょうか。

オリジナルのオリエンタルビートのジャケットもいいジャケットですけどね。
もともとはこのジャケではなく裏ジャケットに回されたボディペインティングのものを使いたかったみたいですけど、レコード会社の判断で替えられたらしい。

ちなみにですけど日本でもハノイに影響を受けたであろう G.D.FLICKERSジー・ディー・フリッカーズ )というバンドが、この写真をモチーフにしたジャケットで1989年に1枚ミニアルバムを出しています。

CHANGES(1989)

G.D.FLICKERSは翌年にもフルアルバムのトラベリンバンド(1990)でハノイのMotorvatin'(炎のドライビン)を日本詩でカバーしています。
聞き比べはこちら

話を戻しますが、下の写真が所有の『オリエンタル・ビート』日本盤CDの裏面(1989年の再発の日本盤 Mercury – 23PD-120 )になります。

録音当時のメンバーでドラムのジップカジノの部分に※印がありますが、これはこのアルバムのレコーデイングには参加していますが、発売後すぐに解雇されていること、さらにこの日本盤ジャケには新メンバーのラズル(1982年ころ加入)が写っているので注意書きがあります。

レコーディング当時のメンバー

マイケル・モンロー (Michael Monroe) - ボーカル/サクソフォーン
アンディ・マッコイ (Andy McCoy) - ギター
ナスティ・スーサイド(Nasty Suicide) - ギター
サミ(サム)・ヤッファ(Sami Yaffa)- ベース
ジップ・カジノ(Gyp Casino) - ドラムス

Hanoi Rocks Mortorvatin' ( Official Video)


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