90年代に活動していた4人組バンド、パッセンジャーズ(PASSENGERS)当時ポニーキャニオンからリリースした、5曲入りのミニアルバム『90's』1990年発売です。
ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)、クリーム(Cream)、アメリカ(America)、バッド・カンパニー(Bad Company)といったバンドのロック・スタンダードナンバーを、すべて日本語詞でカバー。
ミュージックビデオもあるサムバディ・トゥ・ラヴの出だし、
「きのう君は、ビルーーーーーーーの屋上から飛んーーーーーーだ」の
歌詞はインパクトありました。
Somebody To Love / The Passengers Music Video
アルバムのカラーにもなっている赤を基調としたビデオもカッコいいです。
ジェファーソン・エアプレインの原曲のほうはこちら
パッセンジャーズの楽曲は配信やサブスクには無いので、他の収録曲はCDでしか聴けませんが、この当時のTV出演やライブ映像などは、YouTubeで少し見ることができます。
※2022年11月に確認したところSpotifyに追加されていました
女性ボーカリストの大野美樹のツンとした表情がROCKですね。
この当時はこの日本詩カバーと、女性voでありながら少し硬派なバンドの感じがピンとこなかったですが、いまあらためて聴くとすごくよろしい。
日本語詞はすべて大野美樹によるもので、他メンバーは、G. 森永淳哉、B. 松原 剛、Dr. 水梨 隆(当時在籍)
どの曲も森永淳哉のギターを中心としたサウンドで良い仕上がり、"Can't Get Enough"にはスライドギターで内田勘太郎(憂歌団)が参加してます。
洋楽カバーのアルバムというと、同じ1990年にG.D.FLICKERS(ジー・ディー・フリッカーズ)のパンク系のカバー『STANDARD?』や、日本語詞の内容で発売に関して騒動があった、1988年の『COVERS(カバーズ)』RCサクセション などがありましたね。
それぞれの原曲をSpotifyから
90's / PASSENGERS(1990)収録曲
※はオリジナル・アーティスト
- Somebody To Love(サムバディ・トゥ・ラヴ)※Jefferson Airplane
- Go Your Own Way(ゴー・ユア・オウン・ウェイ)※Fleetwood Mac
- I Feel Free(アイ・フィール・フリー)※Cream
- Sister Golden Hair(シスター・ゴールデン・ヘアー)※ America
- Can't Get Enough( キャント・ゲット・イナフ)※Bad Company
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