1987年『リッスン』LISTEN!BARBEE BOYS4 / BARBEE BOYS(バービーボーイズ)
バービーボーイズ オリジナルアルバム4作目
今から32年前の1987年9月発売されたバービーボーイズ オリジナルアルバム4作目の『LISTEN!BARBEE BOYS4 』
タイトル当時はリッスンだけだと思っていたのですが『リッスン バービーボーイズフォー』までが正式タイトルのようです。
このジャケット気持ちいいほど青が効いていて下のタイトルロゴと合わせてとてもカラフルなんですがうちのCDは少し傷んできていてますね。
最初はCDではなくアナログのLPからテープに録音した記憶…いやCDだったか。購入選択も過渡期でした。記憶曖昧
思えばデビューアルバムが1st OPTIONだったり3rd BREAKや√5など数字が入ったタイトルが多い(というか殆ど)『BARBEE BOYS4』とあるように4枚目のアルバムには1987年発表の3枚のシングルを収録してます。
三ツ矢フルーツのCM曲からレコードリリースに至った7枚目シングル 女ぎつねon the Run は Original‘‘Big Bowl’’Version、8枚目 泣いたままでlisten to me は Original Mix とアルバムからの先行カットのような記載、またのちに4曲目の ごめんなさい もシングルカットされています。
今ではメギツネといえばBABYMETALかDAOKOですが、この頃はバービーの弾けてデンジャラスに群がるオーディエンスでした。
すでに結構売れてきたのでCMタイアップも付いてきたころ。
CMはメギツネじゃなくコギツネだったか。
このアルバムあまり音がクリアじゃなくスネアドラムの音が大きいのと少しリバーブがキツイ印象。
ちょっとゴチャゴチャしてオーバーダブ*1の多いギターはあまり綺麗に聴こえない。
このアルバムのあと1988年リリースしたBlack List(ブラック・リスト)という1~2枚目のリミックスアルバムがとてもクリアな音質(あくまでもリミックスですが)でお気に入りだったので、一層このアルバムは特徴的な独特な音だなと思っていました。
この次のオリジナルアルバム √5(RGと鬼奴のモノマネでお馴染みの 目を閉じておいでよ 収録)では逆にスッキリした音になっちゃって 違うから(close your eyes) ♪なので 両極端だけどこっちの収録曲のほうが好み。
それにしてもこれが32年前ということは、あの強靭な世界各国のラグビー代表たちもほとんどがまだ生まれていない時代の作品ということで年月の流れを感じます。(リーチ マイケル主将ですら88年生まれ)
87年といえばボウイなら最後のオリジナルアルバム PSYCHOPATH の頃でパーソンズ、ジギー、バクチク、ブームなどがメジャーデビューした年です。
このリッスンからは当時 ごめんなさい とかよく聴きました。この曲は1コーラス目と2コーラス目のBメロがそれぞれ違い、間奏あとの3回目に掛け合いになるところがいいのです。
1曲目の はちあわせのメッカ もスリリングな展開でスピード感がありカッコいいですね。
それとCD歌詞カードにも記載あるように8曲目〜9曲目の間はフェイドアウトの間隔が狭くなっていますが頭出ししても特に気になる感じではなく最近の音楽配信サイトでも全く気になりませんでした。
リンク先の無料のSpotifyや定額のApple Music , Amazon Prime Music などでお聴きください。
バービーボーイズは解散後も何度か再結成しライブしたりTV出演などもあり昨年は88年の東京ドーム完全盤Blu-rayをリリースしたり、そしてついに今年の12月18日には29年ぶりの新曲「PlanBee」(5曲入り)をリリース予定。
全盛期からの劣化を全く感じさせない強者メンバーばかりで期待できますね。
来年の1月13日には国立代々木競技場 第一体育館でのライブも決定しています。
*1:オーバー・ダビング(Over Dubbing)重ね録り