1989年『天晴』(あっぱれ) / Sadistic Mica Band( サディスティック・ミカ・バンド)
サディスティック・ミカ・バンド 89年の再結成アルバム
木村カエラの参加した2006年のアルバム NARKISSOS (ナルキッソス) の頃はよく記事にしていましたが、このアルバム 天睛(あっぱれ)は1989年4月発売で、モデルの桐島かれんをボーカルに迎えて制作された作品。
シングル Boys & Girls は当時CMでも使われていて印象が強い。
クレジットによるとこの曲にはキーボードで小林武史が参加。
またYMO以降の再結成ということもあり高橋幸宏の楽曲には坂本龍一も参加したりしています。
アルバムの正確なタイトルは天晴ではなく天睛
和風な装いですがアルバム自体は80年代ならでは音もしてますしロック色よりポップ感強め。
イギリスの名プロデューサー、クリス・トーマスが手掛けた「黒船」(1974)が名盤と言われますが、このセルフプロデュースで高橋幸宏 作曲の占める割合も多いこの「天晴」もよいアルバム。ジャケットもカッコいい!
このアルバム収録 高橋幸宏ボーカルの 薔薇はプラズマ がめっちゃ好きでよく聴きました。
時代が違ったらそのままプラズマテレビなんかのCMで使いたかったぐらい。
結局最後の再結成となった2006年のライブでもこの「天晴」からの楽曲は選ばれておらず、この桐島かれんボーカル時代のライブ音源はアルバムタイトルを逆さにした「天晴」というライブ盤と映像作品のみとなります。
Boys & Girls はいつ聴いてもカッコいいなと毎回思う時代を超えたよさがあります。
天晴(あっぱれ)サディスティック・ミカ・バンド 1989 収録曲
- Boys & Girls
- 脳にファイアー! Brain's On Fire
- 薔薇はプラズマ
- 賑やかな孤独
- 暮れる想い
- 42゜Cのピクニック
- ダシール・ハメット&ポップコーン
- UN COCO LOCO
- 愛と快楽主義者
- 7 days, at last!
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