デビュー40周年で甦る!青春の記憶
アイドルフォークグループ アルフィーの1974年のデビューアルバム 青春の記憶 に廃盤シングルのAB面の2曲を追加してリマスターしたもの。
こちらのビクター時代のアルバムはバンドのブレイクにより80年代から何度か再発されていましたが、今回音圧グッと上がって音質向上しています。
旧盤CDも持っているのですが今聴くと音ペラいのです。
今回は高音質SHM-CD化での登場です。
「青春の記憶 [+2] 」2014年12月17日発売 40th Anniversary Edition / Victor Recordings 1974-1975
ヤングアルフィーのデビューアルバムが高音質SHM-CD化
このようにジャケット可愛いです。ベルボトムから70年代の雰囲気がひしひしと伝わってきます。
やたら足が長く写ってますから裾の下はロンドンブーツかも知れません。
今回は未公開の写真と思われるジャケットデザインでの再発になり、今までの再発時に作られていた適当なデザインジャケットと違います。
以前はギターのデザインや当時のアーティスト写真を使ったGREEN HORNというタイトルでの再発が多かったですが、今回はオリジナルアルバムタイトルの「青春の記憶」に戻り+2が付いています。
グループも長年活動していて変わった部分で、以前はビクター時代の再販作品に対してオリジナルカタログから除外していた時期(キャニオン在籍時)もあり、メンバーの対応も少し違いました。
今は40周年ということもあり公式に作品としてカウントされています。
しかしまあこんなに長く活動するグループになるとは、当時はだれも想像していなかったことでしょう。
やったもん勝ちですね。
GREENHORN ALFIE 1974~1975
こっちは昔買った再販CDです。
その前はアナログレコードをテープに録音したものをよく聴いていました。
このタイプはGREENHORN ALFIE 1974~1975 というタイトルです。
デビュー当時は英語表記がALFEEではなくALFIEでした。
もちろんTHE(ジ)もつきません。(THEがついたのは1986年のシングル SWEAT & TEARS から)
そういえばビクターってボウイがブレイクした後も自社で持ってたデビューアルバムの「モラル」を何度も再販したり、+3にしてみたり、デジタルリマスターしたり、さらにはトランスミックスなどやりたい放題だった記憶+2。
話は変わりますが、寅さんでおなじみ柴又ハイカラ横丁に売っていた4人組ヤングアルフィーのマルベル堂プロマイド。
昭和スターになぜか混ざり売られていました。
レイアウト的にセカンドシングルの青春の記憶のころの写真でしょうか。
後で写真立てに入れて飾りたいと思います。
オリジナル盤 青春の記憶 1975年7月25日発売
収録曲
オリジナル曲など数曲を除き、基本 松本隆&筒美京平 (カバーを含む)作品となっています。
先に発売されていた2枚のシングル両AB面4曲に、松本隆&筒美京平が1曲書き下ろし+カバー曲4曲(ほとんどが松本・筒美コンビ)それでも足りない部分をメンバーオリジナル曲といった感じでしょうか。
1. 青春の記憶
ヤングアルフィーのセカンドシングルでボーカルは坂崎。 この曲をはじめ現在もLIVEで演奏される曲もあります。アルバムタイトルにもなっています。
2. 真夏の夢
セカンドシングルのB面曲で脱退したメンバーがボーカル担当しています。
4. 危険なリンゴ
桜井ボーカルでフォーク色の薄いポップな曲で好きな曲です。デビューシングルのB面でした。この曲も近年のLIVEで披露されたことがあります。
5. 一年目の春
坂崎作曲このアルバムの数少ないオリジナル曲
6. 卒業
オリジナル曲 高見沢作詞作曲
7. 夏しぐれ
高見沢ボーカルのデビューシングルで何度かLIVEバージョンがCD化されています。アルバム通して聴くと圧倒的な存在感があり、デビューシングルに相応しい楽曲なのかなと。今回のリマスターでさらに良さが際立ちます。
8. ロマンス・レイン
こちらも高見沢作詞作曲のオリジナル曲 でコーラスワークがまさにアルフィー
9. ひとかけらの純情
南沙織のカバーらしいのですが、男性ボーカルしかも桜井が担当
11. 白いハイウェイ
ブレッド&バターのカバーで同じく松本&筒美作品 少し雰囲気が可愛すぎますが清潔感のある良い曲です。