2000年『That's Entertainment』/ Cymbals (シンバルズ)

2000年にリリースされたメジャー1stアルバム

その昔アナログBS衛星放送だった頃に音声Bモードという高音質放送がありましたがクラシックなどの一部の番組にしか使われおらず、有料放送のWOWOWでも使わない帯域は通常はAモードで有料衛星ラジオセント・ギガ（St.GIGA）が音楽放送していました。
しかも別料金だったため無料放送があった時に聴いていたのですが、たまに有線放送のようにアーティスト特集したりしていてそれを対応のS-VHSやMDにデジタル録音出来たのです。
そのときの特集で気に入ったバンドがこのCymbals(シンバルズ)でした。
最初はMDに録音しその後1stアルバムをレンタルで借り聴いていましたが、その後CDの中身だけが地下鉄構内の骨董市で売られていて購入しました。
かなり長いことそれを聴いていたが結局またジャケット付きを購入し直し、つまり中身が2枚手元にあるアルバムがこのThat's Entertainmentです。

上にSpotify（スポティファイ）のリンク貼ったのですがこの曲RALLYがスピード感よくめちゃ好きでした。
基本ギターから音楽に入っていったのでギターレスバンドというのがピンとこなかったのですが音は通常の3ピースバンド（ザ・コレクターズの古市コータローがギターで参加）の音、さらに楽曲やプロデュース、コンセプトなどバンドの中核を担っていたのがベースの沖井礼二。
かなりの音楽通でコンセプトもお洒落でした。
この曲もベースラインがコーラスごとに変わったりして凄く作りこまれています。
土岐麻子のあえてビブラートの無い囁くように短い音符で歌うボーカルも癖になりました。

作品の裏ジャケットやディスクレーベル面も統一されていてお洒落です。
このアルバムに入っていないシングルの「午前8時の脱走計画」もこれまた良いのです。動画参照。
このジャケットもピチカートやフリッパーズみたいですが信藤三雄のアートワークではないようです。

旧ブログからのインポートでかなり古い記事が混ざってしまい修正に時間がかかっています。
ヤプログの旧ブログから記事を取り込んだ関係で土岐麻子関連や他のJ-POP記事も修正や新たに書いていこうと思います。
それにしてもブログサービスの終了リリースも多く時代の流れを感じます。
当時はシンバルズのお洒落な曲のタイトルを付けていた個人ブログも結構ありました。