The Power Station(ザ・パワー・ステーション)の1985年の同名アルバムに、シングルのB面やリミックスを加えた、2005年最新デジタル・リマスター盤です。
オリジナルアルバムは2ndしかもっていなかったので昨年タワレコオンラインで輸入盤を購入。
昔持っていたシングル盤の音源や確か12インチシングルだった Some Like It Hot and the Heat Is On なども収録してます。
Robert Palmer(ロバート・パーマー)がボーカル、当時人気絶頂だったDuran Duran(デュラン・デュラン)のAndy Taylor(アンディー・テイラー)がギター、同じくJohn Taylor(ジョン・テイラー)がベース、Chic(シック)のTony Thompson(トニー・トンプソン)がドラムで、同じくChicのBernard Edwards(バーナード・エドワーズ)がプロデュースを担当という、いわゆるスーパーバンドでした。
80年代に人気があったThe Power Station recording studioでレコーディングされた独特の音で特にゲートリバーブが印象的です。
そのスタジオ名がそのままバンド名の由来となっています。
ルックス目当てのファンも多くちょっとアイドル要素のあったDuran Duranの二人が名のある実力派ミュージシャンとコラボっていうのも話題でした。
実はレコーディングではジョンはベース弾いてないという噂もあったります。
アンディに関してはこのガリガリに渇いたラフなギターが最高!デュラン・デュランでは殆ど目立つことなくギターを弾いていましたがここで本領発揮というかその後デュラン・デュラン脱退へと至りますし、良くも悪くもこれで目覚めちゃった気がします。
バンドはアルバム完成後ツアーに出ますがボーカルのロバート・パーマーは自身の活動もあり不参加。
SILVERHEADのボーカルだったマイケル・デ・バレスが代わりに参加してLIVE AIDなどにも出演します、
しかし正直このバンドには合ってなかったのが残念です。
ちなみにうちの地元テレビ局ではパワー・ステーションのステージは時間はローカルニュースの放送時間に被り生中継カットされました。
1996年にオリジナルメンバーで再結成しセカンドアルバムをリリースしますが、今度はベースのJohn Taylorがパンクバンド参加のため脱退となかなかうまくいきません。
自分が観に行った来日公演(中野サンプラザ)ではガイ・プラットという人がベース弾いてました。
でもスーツ姿のロバートのボーカルとその横で派手にギターをかき鳴らすアンディをステージで見て感動しました。
The Power Station - Get It On (Bang A Gong) (Official Music Video)
もちろんカバーで元曲はT-REXです。アルバムジャケットのデザインにもなってるこのアニメーションが懐かしいです。
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