1990年『ベリーバトゥン』Bellybutton / Jellyfish(ジェリーフィッシュ)
アメリカの90年代パワーポップバンド Jellyfish (ジェリーフィッシュ ) 1990年の1stアルバム Bellybutton(ベリーバトゥン)当時の輸入盤です。
様々な楽器を演奏できるアンディ・スターマー とロジャー・マニングが中心となり結成されたバンドで、主にボーカルとドラムのアンディ、キーボードのロジャー、さらにこのアルバム当時のギタリストであるジェイソン・フォークナー(ベースとクレジットもあり)、さらにロジャーの弟であるクリス・マニングを含めた4人組
ただしクリスに関してはライナーのクレジットが band witchdoctor and mime になっておりこのアルバムでの担当楽器はいまいちわからない。
このアルバムではピアノに2本程度のギター、パーカッションなどの音数の少ないシンプルなアレンジに、ビートルズを思わせるコーラスワークで聴きやすい。
アルバム3曲目の The King is Half Undressed はイントロのギターとドラムのリズムが 何となくMr. Children の 名もなき詩 に影響を与えているような気がしてならない。
このミュージックビデオではアンディ以外のメンバーがタンバリンしか演奏していませんが、曲中の間奏もよくあるギターソロなどではなくビートルズの because などを思わせる複雑なで美しいコーラスで構成するなどシンプルですが凝っています。
The King is Half Undressed / Jellyfish ミュージックビデオ
ジェリーフィッシュはメロディアスでポップなROCKで日本でも人気が出ましたがオリジナルアルバム自体は2枚と少なく、3年後のセカンドアルバム こぼれたミルクに泣かないで(原題:Spilt Milk)の頃には1stに感じられたバンドぽい作風から、よりスタジオワークが中心となった凝った(ビートルズというよりはクイーンのような)アレンジが多くなります。
好みがわかれるところで Spilt Milk のほうは名盤と評価が高いがこの1枚目のほうを個人的には選びたい。
バンド解散後にロジャー・マニングが後期のLIVEツアーメンバーだったエリック・ドーヴァーと結成したユニット Imperial Drag(インペリアル・ドラッグ)もパワーポップですが、ジェリーフィッシュよりもハードな作風でそちらもおすすめです。
Bellybutton / Jellyfish (1990) 収録曲
※は日本盤に付いている邦題
- The Man I Used to Be
- That Is Why
- The King Is Half-Undressed(※半分裸の王様)
- I Wanna Stay Home
- She Still Loves Him(※彼女はまだ彼が好き)
- All I Want Is Everything
- Now She Knows She's Wrong(※彼女のあやまち)
- Bedspring Kiss
- Baby's Coming Back
- Calling Sarah
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