28年前の今日 4月20日はエアロスミス(Aerosmith)の11枚目のアルバム『ゲット・ア・グリップ』が発売された日
ツイッターで見かけたがアメリカなどでは4月20発売なのだが日本は1日遅れの21日らしい。
このCDは93年当時リリース日に購入した日本盤のMVCG-108(本国はGeffen Records からですが日本ではMCAビクター )
ブライアン・アダムスの大ヒットアルバム1984年のレックレスでブライアンと共に全曲共作したことで知られるソングライターの ジム・ヴァランス(Jim Vallance)が87年パーマネント・ヴァケイション、89年パンプにつづき今作にも参加、印象的な Eat the Rich、Get A Grip、というこのアルバムを象徴する勢いのある冒頭の2曲を共作。
ダム・ヤンキースのトミー・ショウとジャック・ブレイズによる ショウ・ブレイズ(Shaw Blades)も Shut Up and Dance、Can't Stop Messin' の2曲で楽曲制作に参加してます。
アルバム発売の同年『自由への疾走』をリリースして高い成功を収めた レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz) に至っては 12曲目の Line Up を共作しボーカルでも参加と、多くの外部ソングライターによる楽曲も相変わらず多いアルバム
なかでも Flesh、Crazy の2曲を手掛けた デズモンド・チャイルド(Desmond Child)は、前の2枚アルバムでも Dude (Looks Like a Lady)、Angel、What It Takes など多くの代表曲を手掛けており、この時期のエアロスミスには欠かせなかったソングライターだったと思います。
Angel、What It Takes 、Crazy なんてバラード御三家みたいなもんだもん。
このデズモンド・チャイルドは ボン・ジョヴィ の Livin' on a Prayer や 禁じられた愛(You Give Love a Bad Name)なども手掛けており、まさにロックバンドへの楽曲共作のプロフェッショナルと言えます。
ゲフィン移籍後のうち第二期黄金期といわれる Permanent Vacation 以降のヒットアルバム は ジム・ヴァランス と デズモンド・チャイルドの楽曲共作が占める割合がかなり大きく、ほとんどの代表曲がこの2人が関連している曲ばかりです。
1985年の ダン・ウィズ・ミラーズ はまだ80年代の低迷した時期から抜け出したとは思いませんが、パーマネント・ヴァケイション、パンプ、ゲット・ア・グリップ はエアロスミス復活を印象付けた「ゲフィン3部作」という感じがします。
Aerosmith - Livin' On The Edge (Official Music Video)
ミュージックビデオも当時は今のようにネットで見れたりしなかったので、リアルタイムで深夜帯の音楽番組の放送を見るなり録画しなければなかなか見る機会が無かった。
エアロはこの2作前ぐらいから復活し始めていて、このゲット・ア・グリップは全米アルバムチャート1位をバンド史上初めて獲得するなど、ツアー日本公演も各地で行われ東京の日本武道館公演は数日かけて開催されました。
武道館公演を1日観に行ったのですが今のようにツイッターやブログなどのSNSも無かったので詳細に記録しておらず、どの日の公演か思い出せませんがこの日買ったツアーTシャツをよく好んで着ていました懐かしいです。
いつの間にやらもう28年も前なんですね。
GET A GRIP / Aerosmith(1993)収録曲
- Intro
- Eat The Rich
- Get A Grip
- Fever
- Livin' On The Edge
- Flesh
- Walk On Down
- Shut Up And Dance
- Cryin'
- Gotta Love It
- Crazy
- Line Up
- Can't Stop Messin'
- Amazing
- Boogie Man
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