今日はピチカート・ファイヴ
(co)プロデューサーに福富幸宏を迎えて制作されたアルバムで通算10枚目、メインボーカルが野宮真貴に代わってからは6作目のフルアルバム
日本コロムビアからプライベートレーベル Readymade Records を立ち上げ最初にリリースした作品
アートディレクターは信藤三雄氏で表面に英語やハングルでアーティスト名などが印刷された、両開きのソフトビニールケースにCDと歌詞カードが入っている特殊ジャケットの初回盤（COCA-14242）中古市場でも状態のいいものが手に入ります。
この作品は当時の録音ソフトの主流だったMD盤でも別ジャケットでリリースされています。
収録曲のうち先にリリースされていたシングルは イッツ・ア・ビューティフル・デイ これは現在サブスク配信に唯一ある THE BAND OF 20TH CENTURY : Nippon Columbia Years 1991-2001 にも収録 (公式YouTubeチャンネルにミュージックビデオもあります)
アルバムと同時にリリースされたシングル モナムール東京 は昭和歌謡風の楽曲で、前作の ROMANTIQUE 96 に トウキョウ・モナムール 'tokyo, mon amour' という曲がありましたがこれは全くの別曲
my baby portable player sound は前年の1996年シングル曲でCMにも使われヒットしていた ベイビィ・ポータブル・ロック のリミックス
こちら歌詞カード裏面の写真は2006年に再発されたときにはジャケット写真になっています。
イッツ・ア・ビューティフル・デイ ミュージックビデオ
地球は回るよ はトワ・エ・モワ の1971年のヒット曲 のサビを引用
trailer music は 奥様は魔女 日本盤吹替のナレーション中村正さんの語り
私の人生、人生の夏 は同年の カヒミ・カリィのデビューアルバム Larme De Crocodile （クロコダイルの涙）提供曲のピチカート・ヴァージョン
PORNO 3003 では 夏木マリの語りが入っていますが 、ep盤では岸田今日子のナレーションを乗せたPORNO 3003(「黒い十人の女」公開記念ヴァージョン)があります(まだ未収集)
HAPPY END OF THE WORLD / ピチカート・ファイヴ（1997)収録曲
- 世界は1分間に45回転で廻っている（The World's spinning at 45 r.p.m.）
- 地球は回るよ（The Earth goes around）featuring : 芥川澄夫
- trailer music featuring : 中村正
- イッツ・ア・ビューティフル・デイ（It's a beautiful day）
- 愛のプレリュード（Love's prelude）
- 愛のテーマ（Love's theme）
- my baby portable player sound
- モナムール東京（mon amour tokyo）
- 衝突と即興（collision and improvisation）
- PORNO 3003（I.ソファのための音楽 music for sofa II.GALAXY ONE III.It's all too beautiful...）featuring : 夏木マリ
- アリガト WE LOVE YOU（Arigato WE LOVE YOU）featuring : Richard Cameron
- 私の人生、人生の夏（ma vie, l'ete de vie）
- ハッピー・エンディング（happy ending）
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