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1993年『Stevie Salas presents The Electric Pow Wow』(スティーヴィー・サラス・プレゼンツ・エレクトリック・パウワウ)

10月になり今年も街が頼んでもいないのにハロウィン仕様になりつつあります。

さて本日はStevie Salas(スティーヴィー・サラス) の1993年のアルバム 『The Electric Pow Wow』(エレクトリック・パウワウの紹介。

全14曲中カバーが9曲もあり企画もの的なアルバムですが、次のStevie Salas Code名義に戻っての名盤 『Back From The Living』 (1994)につながる重要な作品です。

特にベースの T.M.Stevens、ドラムの Brian Tichyザック・ワイルドのPride & Gloryなどで活躍)でのトリオ編成のカラーコードは個人的に最強メンバーだと思います。

ここで取り上げられているカバー曲は、スティーヴィー・ワンダーファンカデリックなどサラスのルーツミュージックと言えるものから、リック・デリンジャーデヴィッド・ボウイのマニアックな曲まで選曲されています。

このパッケージは日本盤の外箱のアンプデザインが特徴的な初回盤。

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 アルバムからThe Grooveline(ザ・グルーヴライン)

もともとは Heatwave の楽曲ですが、このカバーが中心のセッションアルバムでサラスはのちに Nickelbag(ニッケルバッグ)というロックユニットを一緒に組むことになる Bernard Fowler(バーナード・ファウラー)らとカバー。

他のメンバーはベースに T.M.Stevens、ドラムに Brian Tichyブライアン・ティッシー、パーカッションにTony Celebriniという最強メンバーでレコーディングされています。

ちなみにバーナード・ファウラーストーンズのツアーでバックコーラスを担当していることで名が知られるようになり、サラスともこの3年後にNickelbagを結成し唯一発表したアルバム「12 Hits & A Bump」これもいつものサラスよりハードロックしていて良かった。(アルバム1枚という短命に終わりましたが)

allenkk.hateblo.jp

それとこの ザ・グルーヴライン ってあの有名なピストン西沢氏のJ-WAVEのラジオの番組名にもなっています。 ※現在はグルーヴラインZ


Stevie Salas - The Grooveline

このアルバムにはZakk Wylde(ザック・ワイルド)をはじめ Glenn Hughesグレン・ヒューズチープトリックのメンバー、いつもニコニコ皆勤賞のリッチー・コッツェンらが大多数のゲストミュージシャンが参加。

ゆえに Stevie Salas Colorcode名義ではなくStevie Salas presents The Electric Pow Wow なのかな。

のちにニッケルバッグでセルフカバーする十八番ナンバーToo Many Mountain ですが、ここではサラス&サス・ジョーダンのボーカルにリックニールセン、ザック・ワイルド(&サラス)というトリプルギターのという変態メンバーでのレコーディングとなっています。

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「エレクトリック・パウワウ」とは、米スラングでは「ミュージシャンの集団」との意味も持つらしい。(CDインナーより)

中でも一番ロックぽいアプローチのリック・デリンジャーのカバー Teenage Love Affair も良い出来でサラスとザックのギターにブライアン・ティッシーのドラムが気持ちいいです。聴いてみてください。


Stevie Salas - Teenage Love Affair

 

下は日本盤。輸入盤だと曲数、曲順が違います

  1. You Can't Judge A Book
  2. Too Many Mountain
  3. The Grooveline
  4. I Was Made To Love Her
  5. I Don't Want To Be With Nobody But You
  6. I Don't Want To Waste Your Time
  7. Good To Your Earhole
  8. Trail of Tears
  9. Little Thing
  10. Too Roling Stoned
  11. Wild Ride
  12. Teenage Love Affair
  13. DODO
  14. Chant of the ever circling skeletal family
エレクトリック・パウワウ

エレクトリック・パウワウ

 

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今回の記事は過去に書いたものに加筆したものです。

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