1994年『ポーン・ショップ・ギターズ』Pawnshop Guitars / Gilby Clarke(ギルビー・クラーク)
Guns N' Roses 在籍時に発表した1994年のソロ作品
Gilby Clarke(ギルビー・クラーク)の1994年のファーストソロアルバムです。
この作品は当時のガンズの全メンバーがゲスト参加したなんともバブリーな内容!
どの楽曲も完成度が高く、当時ギルビーをメインソングライターとして制作されると噂された、ガンズの新作アルバムというのも個人的には大変期待しておりました。
結局バンドから解雇され実現されませんでしたね…
さらには1999年にガンズのLIVEアルバム『Live Era '87-'93』が発売された際には、CDブックレットに Additional Musicians との記載があり、正式メンバーでは無かったことがあとからわかりました。
どっちにしろもう在籍していないので同じですが、正式メンバーではないので解雇もしやすかったのかも知れません。
さらにソロとしての日本LIVEも、チケットは発売したもの本人が来日せず
(えーーーーーー!!)
中野サンプラザの公演が中止になるという事件をやらかしました。
今のようにインターネットも普及していなかった当時、当日会場入り口で聞き払い戻しが行われるという、なんともやりきれない中止公演でした。
このアルバム『Pawnshop Guitars』のなかで好きなのは、このあと紹介する「Cure Me...Or Kill Me」「Tijuana Jail」以外にも、「Black」「Skin And Bones」「Shut Up」など、ギルビーのオリジナルはソングライティングの才能を感じられる曲ばかりでした。
90年代のガンズバブルで発売されたソロ関連作品も多いですがこれは名盤といえます!
個人的にはガンズのメンバー(残党)で好きなのは、殆どの楽曲を手がけていたIzzy Stradlin(イジー・ストラドリン)と、そのイジー脱退後に加入したこのギルビーです。
楽曲提供しステージでギター弾いてるスタイルが好きなんです。
ミュージシャンというよりギタリスト、ギタリストというよりソングライター、そしてただのロッカーという感じです。
ガンズは解雇されましたが、スラッシュが中心のプロジェクト 1995年の Slash's Snakepit(スラッシュズ・スネイクピット)にギタリストで参加し提供した「Monkey Chow」のような曲が、ガンズで聴きたかったなとつくづく思います。
ガンズ加入前だとKill for Thrills(キル・フォー・スリルズ)の「Misery Pills」なども名曲です。
Cure Me or Kill Me アルバムの1曲目を飾るナンバー
当時Guns N' Roses 在籍という人生の確変中だった為、あのスラッシュがリードギターで参加。
Gilby: Guitars, Lead vocals, Piano
Slash: Lead Guitar
marc danzeisen: Drums ,Harmony vocals
Will Effertz: Bass
Tijuana Jail アルバム3曲目は渾身の1曲
リードギターに Slash、ドラムに Matt Sorum と豪華絢爛なゲストで製作された名曲!
Gilby: Guitars, Lead vocals
Slash: Lead Guitar
Matt Sorum: Drums
Will Effertz: Bass
Eric Skodis: Harmony vocals, Percussion
そんなギルビーですが現在でもソロ活動して呑気でマイペースなロック野郎のようで、ウィキによると最近バイク運転中にひき逃げ事故にあって両足骨折したらしい。
上のMVの終盤で牢屋から脱獄してバイクで逃走するシーンがありますが、安全運転でお願いします。
中身を探してるのはギルビークラークのポーンショップギターズです。
これは2010年09月25日(土)のツイートですが、この3日位前からずっと探してて結局出てこなかった「ケースを開けたら中身が入っていなかったGilby ClarkeのCD」を今日発見。デモリッション23の1stアルバムの中にCDが重ねて2枚入っていた。
ツイートは一昨年だがおそらく10年ぶりぐらいに元のケースへ帰還このアルバム「Pawnshop Guitars」名盤なんです。
ちょうど昨日アマゾンで中古買おうかと検索していたら不思議なことに見つかった。
アマゾンは中古で1円だけど送料が230円というアホらしい値段だったので悩んでいました。
今日iTunesでAndy McCoy聴いてて、たまたまiTunesに取り込んでいなかったAndy McCoy & Pete MalmiのCD「Briad」を、CDラックへ取りに行きついでにDemolition 23.も持ってきて開けたら入ってたという、ハノイとかガンズとかなんともバッドボーイズな縁を感じました。