アルバム『The Sometimes Almost Never Was』は、スティーヴィー・サラス・カラーコードの1998年の作品

日本版のウィキではサラスのソロとしては12作目のカウントされていましたが、ここまでカラーコード名義やプロジェクトの異なるアルバム、さらにはドイツで盤など形態を変えリリースしてるので、通算何枚目なのかはよく分かりませんね。
カラーコードのオリジナルアルバムとしては」『Stevie Salas Colorcode』『Back From The Living』『Alter Native』に続く4枚目になるのではないでしょうか。
この作品は1996年の前作『Alter Native』から2年後の日本リリースでしたが、『Alter Native』以降この作品までが、キャニオン・インターナショナルからのリリース。
11曲でですが1曲目は短めのインスト、ラストの曲も逆回転などを使用したインストなので正味9曲、前作に比べると内容的には少しボリュームダウンした感じがありました。
そんな中でも"Kickback"は前作から起用されていたトヨタのチェイサーCMで使用されるなど、日本での人気はまだ健在でしたね。
このアルバムは日本でのリリース以外にヨーロッパなどでの流通は無かったようで、調べてみましたが他形態は存在しないようです。
その為かSpotifyにもアルバムがありませんでしたが、一部オムニバス盤に"Kickback"と" You And I"がありました。
ここで聴ける" You And I"は聴き比べたらアルバムとミックスが違うようでした。
ライナーなどは前作に引き続きクリス・ペプラーが書いています。
日本ではこのあと1999年に『Sol Power』というタイトルのレアテイク盤がリリースされますが、そちらは『Alter Native』以降の日本未発表曲に加え、このアルバム『The Sometimes Almost Never Was』の内容も含んだ裏ベスト的な内容になっています。
12曲目の"The Turquoise Warrior Spirits"終了後に無録音部分がしばらく続き、最後に隠しトラックが入っています。
The Sometimes Almost Never Was / Stevie Salas Colorcode(1998)収録曲
- Dedication
- Kickback
- Overground
- My Someday's Coming
- Caught In A Moment
- Superball
- Bring It On
- A Dedication To You
- You And I
- Morning Song
- The Turquoise Warrior Spirits
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