1983年のキッス(KISS)11枚目のオリジナルアルバム『Lick It Up』
邦題タイトルは『地獄の回想』この作品からノーメイクになり話題になったアルバムです。
ここに収録されている5曲目の"Gimme More"(ギミー・モア)ですが、イントロのリフは日本でアルフィーの"ジェネレーション・ダイナマイト"にうまい具合にインスパイアされ、Bメロ部分は同じく日本のバンド グランド・スラムが"Cookies"という曲でいい感じに料理しています。
メイクなども含めキッスはかなり日本のロックシーンに影響与えているのバンドのひとつですね。
このアルバム日本盤のアナログ盤も持っていますが、こちらは当時あのキッスがついに素顔を晒す!ということでオリジナルジャケットにメイク写真をした別ジャケットのカバーがかけられており、購入して開けるまで素顔の写ったジャケットが見えない仕様になっています。
これはさらに国内盤なので日本語の帯も一緒に印刷されています。
裏側にはキッスの年表(ヒストリー)も付いていました。
このアルバムは前作の Creatures of the Night にも参加していた Vinnie Vincent (ヴィニー・ヴィンセント) が正式メンバーとして迎えられ制作されましたが、このアルバムのツアー後に解雇になり次のアニマライズではまたギタリストが変わります。
ちなみに「地獄のなんちゃら」とか謎の日本語アルバムタイトルが付けられるのは、この地獄の回想 (Lick It Up) までとなり、ベスト盤やライブ盤を除くと2008年の モンスター 〜地獄の獣神 まで邦題が付くことはありませんでした。
キッスのアルバムは結構集めているのでまた書いていこうかなと思います。
過去ログ探してもほとんど扱っていませんでした。
同じ系統の記事が続いたり急に終わったりしますが、気まぐれで書いているのでご了承くださいませ。
Lick It Up / KISS (1983)収録曲
- Exciter(エクサイター)
- Not For The Innocent(暴虐の炎)
- Lick It Up(地獄の回想)
- Young And Wasted(青い暴走)
- Gimme More(ギミー・モア)
- All Hell's Breakin' Lose(地獄の饗宴)
- A Million To One(至上の愛)
- Fit's Like A Glove(悪魔の欲情)
- Dance All Over Your Face(ダンス・オール・オーヴァー)
- And On The 8th Day(8日目の新世界)
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