【テレキャスターメンテ】クルーソンタイプのペグを洗浄
今回も Bill Lawrence テレキャスター TriggerⅡ BT2M のリペアです。
かなり長く使ってるギターでオリジナルから交換しているパーツも多いですが、ペグはオリジナルの6連のクルーソンタイプを当時のまま使用しています。
最近手入れが出来てなくかなり汚れていたので お馴染みの金属磨き剤 ピカール で綺麗に磨いてみました。
とりあえず磨きやすい様にギター本体からペグを取り外しました。
上の写真が外した状態でかなり汚れています。
金属のくすみと油やほこりの付着による汚れです。
アンティーク感(ヴィンテージ感)はありますが汚れが気になるのでピカピカにしてみます。
ピカールでペグ一個づつ丁寧に磨いてそのあとしっかり拭き上げました。
ペグの材質はニッケル(ニッケルメッキ?)でしょうか?このように驚くほどの洗浄力でピカピカになりました。
もともともっとくすんだカラーだったような気もしますが。
ペグ分解で弦も取り外したので、ついでにフレットもマスキングしてからピカールで磨いていきたいと思います。
フレットも綺麗になりました。
残念ながらオリジナルのまま使ってるフレットはかなり減ってきていて凸凹になっています。
新たにフレットを打ち換えたいところですが料金を考えると少し悩みます。
ピカールでのフレット磨きに関してはこちらの記事もご覧ください。
allenkk.hateblo.jp
金属磨き用のピカールと目の細かさが違うコンパウンドを利用して、ギターの各パーツを綺麗に磨くことが出来ます。
その他にも磨ける部分をピカールで綺麗にして生まれ変わった元のペグを取り付けます。
最高に綺麗になりました!
ブリッジの細かいピックの擦れ傷もピカールで磨いてみました。
完全には傷が取れませんでしたが少し磨いたら綺麗になりました。
あとで先日購入した目の違う3種類のコンパウンドで磨いたほうが綺麗に仕上がるかもしれません。
各パーツ分解して納得いくまで丁寧に時間かけて磨いていけばもっとキレイに出来ると思います。
今回は少し横着してブリッジも分解せずに、ピックアップをマスキングテープで保護して簡単に磨いてみました。
パーツ交換は自分で試行錯誤しながらやるのが楽しいです。
今はネットで情報が多いので以前に比べると簡単に出来ます。