ZIGGYメジャー3作目アルバム
Stay Home! 外出自粛の東京は今日も晴天でした。さてこのZIGGY(ジギー)のアルバム NICE & EASY ナイスアンドイージーではなくナイスンイージーと読みます。ジャケットはメンバーの 戸城憲夫画伯によるものでアルバム12曲中6曲の作曲と共に多彩な才能を発揮してます。
他の6曲と全作詞はボーカルの森重樹一によるもの。
最近では高音質のリマスター盤(サブスクリプション系の配信もリマスター音源)が再発されてるようですが、こちらは89年当時の徳間ジャパンから発売されたオリジナル盤です。
これ当時は音悪く感じたのですが初期の5枚のアルバムの中ではちょっと異質な音で収録されています。特にギターが過去作と比べると音色が薄く軽い感じがします。
アルバム通して何かルーズな感じがしてややデモテイクのような印象がありました。
アルバム制作時にロサンゼルスでの海外レコーディングに挑んでおり、現地のスタッフとの関係がうまくいかなかったのか、納得のいく機材が借りれなかったようなことを当時の雑誌の記事で読んだ記憶があります。(LAでのレコーディングの様子は先発のシングル「ONE NIGHT STAND」のミュージックビデオに使われています)
しかもすべて録音できたわけではなく日本に帰ってきてからボーカルなどのレコーディングを重ねたらしいです。
メジャー4枚目(ミニアルバムを含むと5枚目)になるこの次のアルバム KOOL KIZZ(クール・キッズ)が完成度が高く代表曲も多い傑作と言われていますが、こちらの NICE & EASY も聴きこむと良い曲が多く実はかなり好きなアルバムです。
ひとつ前のアルバム HOT LIPS(1988)とインディーズ作品を取り直したミニアルバム それゆけ! R&R BAND〜REVISITED(1989)さらに翌年の KOOL KIZZ(1990)この辺は同じような音でアルバムが収録されていますが、この3作目だけやっぱり異質な感じがします。
またシングル「SING MY SONG(I JUST WANT TO SING MY SONG)」はアルバムバージョンで収録されシングルとはかなり違う印象です。
CDのインナーも少し経年で汚れてきました。
ZIGGY / NICE & EASY (1989)収録曲
- GYPSY BLOODED
- WHAT CAN I DO? (UNDER CONTROL)
- ONE NIGHT STAND
- STARDUST BLUES
- NOT SO EASY
- SING MY SONG(I JUST WANT TO SING MY SONG)
- SHOUT IT OUT LOUD
- SWEET SURRENDER
- DEEP INSIDE
- TAKE THE CHAIN AWAY FROM MY HEART
- SWEET SOUND OF R&R
- CLOSE YOUR EYES
いまはとりあえずおとなしくしてゆったりと生活していきましょう。
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