1994年『LIFE』(ライフ)/ 小沢健二
今年はずいぶんとブログ記事更新しました!なんとこのエントリーで179記事目、昔のブログブーム以来の更新数でした(いつまで続くのかわかりませんが…)
1994年発売 小沢健二の2枚目のアルバム
さて、懐かしの1994年発売、ほとんどがシングルカットされたオザケンこと小沢健二の2枚目のアルバム LIFE(ライフ)です。
当時はCDを持っていませんでしたが、カセットテープに録音したものを擦り切れるぐらいよく聴きました。(カセットからMDへの過渡期でしたね)
もちろんCD入手後もとてもよく聴くアルバムで今でもiPhoneアプリのAppleMusicで聴いています。
豪華セッションメンバーによるバンドのグルーヴ感、ブラスアレンジもかなり取り入れてポップながらもソウルフルなノリ、90年代らしい独特な日本語の言い回しで日常を歌う歌詞など今聴いていてもよいアルバムです。
1曲目の 愛し愛されて生きるのさ の長い歌詞と途中の語り、続く ラブリーの永遠にエンドレスしそうなソウルフルなアレンジ、スチャダラパーとの共演でヒットした 今夜はブギー・バック(スチャダラパーシングルとは別バージョン)、のちに96年の柏原崇 主演ドラマ フジテレビ「将太の寿司」の主題歌で起用されリカットされた、 ぼくらが旅に出る理由(シングルは別バージョン)などなど、結果的にシングルヒット曲多数!これぞ90年代ポップカルチャーの名盤。
先日ミュージックステーションでのパフォーマンス時に歌詞テロップが出ていたのですが、後半に出てくる歌詞で" LOVELY LOVELY WAY. CAN'T YOU SEE THE WAY? IT'S A" の繰り返しの英語のフレーズ部分が "LOVELY LOVELY で完璧な絵に似た"という新しい歌詞(空耳のような日本詩)になっていました。
これは2012年発売の 小沢健二作品集「我ら、時」に収録されたライブバージョンの歌詞で、さらにのちの2018年 アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)にカップリングで収録されたバーション ラブリー、東京湾上屋形船Liveは雨 でもこの歌詞になってるようです。
逆空耳的に英詞をを日本語に置き換えたみたい。
90年代のJ-POPと言えばピチカート、フリッパーズ、コーネリアス、そして小沢健二です。フリッパーズ・ギターの頃と同じように曲に日本語タイトルと英語タイトルがあるのがシャレています。
この頃の小沢健二を現在のミュージックシーンで置き換えると星野源かな…?(もちろん本人も健在ですが)
LIFE / 小沢健二 (1994) 収録曲
- 愛し愛されて生きるのさ LOVE IS WHAT WE NEED
- ラブリー LOVELY
- 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー LOVE IS LIKE A BODY BLOW
- いちょう並木のセレナーデ STARDUST RENDEVOUS
- ドアをノックするのは誰だ? (ボーイズ・ライフ pt.1:クリスマス・ストーリー) WHO'S GONNA KNOCK THE DOOR?(BOY'S LIFE pt.1:A CHRISTMAS STORY)
- 今夜はブギー・バック (nice vocal) BOOGIE BACK (nice vocal)※feat. スチャダラパー
- ぼくらが旅に出る理由 LETTERS,LIGHTS,TRAVELS ON THE STREETS
- おやすみなさい、仔猫ちゃん! GOOD NIGHT, GIRL!
- いちょう並木のセレナーデ (reprise) STARDUST RENDEVOUS (reprise)
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