1996年『スリー・スネークス・アンド・ア・チャーム』Three Snakes and One Charm / The Black Crowes(ザ・ブラック・クロウズ)
世間は日本で行われているラグビーW杯に加えバレーボールFIVBワールドカップ、さらに昨日から国内バスケットボールB1リーグ開幕、そして週末は佳境を迎えたJリーグも全国各地で開催とすっかりスポーツの秋ですが、今日はALLBLACKS(オールブラックス)ではなくTHE BLACK CROWES(ザ・ブラック・クロウズ)のアルバムの紹介です。
バンドが1996年にリリースした4枚目のアルバム Three Snakes and One Charm(スリー・スネークス・アンド・ア・チャーム)、ブラック・クロウズはジョージア州アトランタで結成されたボーカルのChris Robinson&ギターのRich Robinson兄弟を中心にしたサザン・ロック(ブルース・ロック)バンド。
個人的にはこの1作前のビキニジャケットが恥ずかしい、アモニカ(1994年リリース)から聴き始めました。
アモニカは輸入盤を(たしかパールジャムのVitalogyと一緒に)購入しかなり気に入ってので次作は発売日に日本盤を!と決意し購入したのです。
このプラケースは少しだけブルーが入ったカラーケースで90年代に多かったスタイルで日本初回盤はボーナストラックのJust Say You're Sorryを収録しています。
1曲目2曲目とゆっくりしたリズムで前半は少し緩い感じですが5曲目 Blackberry、 10曲目Let Me Share the Rideあたりは気持ちのいいテンポのノリのあるナンバー。
中盤のアコースティックや12弦ギターを使った曲が2曲続くところも聴きどころで、特にトラディショナルな雰囲気のある(変則チューニングか?)How Much for Your Wings?はZEP風で超カッコイイ。
そのあと続くカントリー風なノリのLet Me Share the Rideとの対比もよいです。
ZEPといえばこのあと1999年に実際にジミー・ペイジとブラック・クロウズはステージで共演しLive At The Greekというライブ盤も2000年にリリースします。
収録曲の中で比較的軽快なナンバー Blackberry の公式ミュージックビデオです。
とても96年とは思えない古臭いレトロ臭のするMVですがツインギターの自由なアレンジと気持ちいいフレーズの空気感がよい曲です。
収録曲の中でいちばん聴きやすいロックで1曲コレだ!という代表曲が入ってなくてもブラック・クロウズのアルバムはステレオのCDプレーヤーにCDが入りっぱなしだとついついリピートして聴いてしまうような作品が多いのです。
Three Snakes and One Charm / The Black Crowes(1996)収録曲
- Under a Mountain
- Good Friday
- Nebakanezer
- One Mirror Too Many
- Blackberry
- Girl from a Pawnshop
- (Only) Halfway to Everywhere
- Bring on, Bring On
- How Much for Your Wings?
- Let Me Share the Ride
- Better When You're Not Alone
- Evil Eye
- Just Say You're Sorry
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