1987年『ポップ』POP / 山下久美子
山下久美子 1987年 布袋プロデュースで放つPOP!
アルバム POP(ポップ) は1987年7月21日発売で当時のパートナー布袋寅泰プロデュースのかなりのビートロック感満載の一枚。
BOØWY でいうとPSYCHOPATHと同時期にあたるのですがどっかかというとBEAT EMOTIONの作風に近い。
画像はアプリのほうでポップに加工したかったのですがフィルム風に…
このPOPの楽曲を中心に収録されているライブ盤 ACT RESS(アクトレス) これもまた名盤だと思うので別に紹介記事を書いております。
allenkk.hateblo.jp
ちなみにPOP(ポップ)というタイトルのアルバムは1997年にU2がリリースしますが、山下さんのほうが10年早だし。
87年初めてうちの近所にレンタルCD屋なるものが登場した時借りてカセットテープに録音してよく聴いてたな。
POP(ポップ)という言葉自体が80年代を表す代名詞
このアルバム完全布袋寅泰氏プロデュースで全曲作曲アレンジ担当、うんそりゃボウイみたいなアルバムになるわな。
ということで楽曲もギターもそしてアナザー・ムーンライト的なコーラスも夫布袋全開なわけです。
全自動布袋製造機に入れたら出てきたような曲がたくさんで、これはボウイ寄りな山下久美子なのか?いやむしろ開き直って女性ボーカル版ボウイじゃないかと思うぐらい布袋さんあなたののクセが強い!
1曲目の WHY? も唄ってて気持ちいいテンポというよりバンドが一番グルーヴ出るスピード感じゃないかなと思うし、POPって言っておきながらBEAT感も強い。
これが好きでかなりギターのコピーもしたしYouTubeにも多く動画上げているので機会があれば見てください。
Happy Birthday...to me の間奏とアウトロのギターソロも好きでコピーしてました。
それと印象的なリリスのバグパイプのようなギターフレーズも印象的、BE MY BABY ならぬ Rock me Baby のソロの持って行き方もカッコいいです。
この頃はライブもバックバンドに布袋関連の超豪華ミュージシャン、ときにはボウイのメンバーも参加してなかなかのビート感を出しています。
そして楽曲もボウイの生き別れの兄妹のような曲が多く感じます。
LADY ××× POP!とDOWN TOWN SHUFFLE とか、BIBBIDI-BOBBIDI-BOOとSUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS、Rock me BabyとB・BLUEとか血縁関係があるような楽曲のような感じがします。
このあともう一枚88年にBaby alone という同路線のアルバムをリリースするのですがどちらが好きかは好みがわかれるところ、Baby alone のほうはボウイが解散しなかったら次のアルバムはこんな感じだったかなとも思います。
こうやってブログ書いてても80年代バンドブームがやっぱり得意分野かなと思いました。
今書いておかないと忘れて書かずに終わってしまいそうなので続けていきたいと思います。