1983年シングル メリーアンが大ヒット
80年代多くの人がそうだったようにアルフィーを知ったきっかけになったのが、このグループ初のヒット曲であるメリーアンでした。
当時ラジオのエアチェックに夢中になっていたが、地元にはまだ民放FMラジオ局がなく、クラシックやポピュラー中心だったNHK-FMの、数少ないリクエスト番組で流れて来たこの曲に魅力を感じたのです。
その後またしてもNHK-FMのスタジオライブ番組でたまたまアルフィーが出演した回を録音し、完全にハマった自分が買ったのがこのミュージックテープ、アルフィーA面コレクション。
当時はまだCDプレーヤーも所有していなく、レコード店もシングルとアルバムのアナログレコードと壁に飾られたミュージックテープが一般的、CDは扱い自体が少ない時代。
過去のシングル曲A面を集めたコンピュレーションは、このミュージックテープしか選択肢がない状態。
しかも綺麗に初ヒットとなったメリーアンまで入っている偶然。
ブレイクする時というのは偶然でもありますが必然でもあるのかなと。
当時アルフィーのオリジナルアルバムもレンタルレコード店で借りてテープに録音していたが(最初はPAGE ONEだったと思う)
おそらく最初に購入したアイテムはこのテープだと記憶してます。
収録曲でお気に入りだったのはやはり当時のバンドスタイルに近い「暁のパラダイスロード」(ローカルお天気番組で使われていた)と「別れの律動」
また初期のフォークスタイルの楽曲で、二本のアコースティックギターのアンサンブルに興味を持ったのも、このミュージックテープがキッカケでした。
このA面コレクションと色違いで、メリーアンのB面にあたるラジカルティーンエイジャーまで収録したB面コレクションもこの後購入しました。
こうして小遣いのほとんどをレコードやテープにつぎこんでいくようになっていきますが、ちなみにA面コレクションはCDでもいくつか販売されシングル曲が増えるたびいくつかの楽曲がカットされCD収録サイズの74分に収められたA面コレクション、A面コレクションスペシャルなど、いくつかのエディションが存在しました。
また後年になって発売されたSINGLE HISTORYという年代ごとにAB面収録されたベストシリーズがあるのですが、この時期まででいうとSINGLE HISTORY I 1979-1982にシングルの「別れの律動」まで、SINGLE HISTORY II 1983-1986に「暁のパラダイスロード」「メリーアン」が収録されています。
カセットテープのほうは今でも伸びることなく普通に聴くことが出来ます。
慣れ親しんだ音質でのちに買ったCDのシングルコレクションよりも、ヒスノイズが乗るこっちの音のほうが自分には思い入れがあり、一曲目のラブレターの曲終わりにも片方のチャンネルにノイズが入るがそれすらも慣れ親しんだ音だったりします。
アルフィーA面コレクション収録曲
A面
- ラブレター
- 踊り子のように
- 星降る夜に…
- 冬将軍
- 無言劇
- 美しいシーズン
- 恋人になりたい
B面
- 宛先のない手紙
- 通り雨
- 泣かないでMY LOVE
- SUNSET SUMMER
- 別れの律動
- 暁のパラダイス・ロード
- メリーアン
アルフィーB面コレクションについてはこちらをご覧ください。
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