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日本初のオールナイト野外ロックコンサート!の記録映画 ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987 鑑賞

2013年11月10日この日は映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」を鑑賞しに行きました。場所はTOHOシネマズみゆき座です。

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この映画上映期間が短く上映シアターも少ない為、11月に入ってから行けそうな場所はTOHOシネマズみゆき座のみ、しかも客席数が184席と少ない為、前日にインターネットチケット販売“vit”で座席予約しました。土曜日の昼ぐらいに翌日分の座席をネットで見てみると結構埋まっていました。とりあえず見やすそうな後方の席を予約して支払い。(夜には完売しました)あとは当日劇場入り口前のチケット発券機に予約番号(4桁)と電話番号を入力しチケットを発券。窓口に並ばなくてもいいのですごく楽です。(そもそも、みゆき座184席しかないし)

映画は1987年8月22日~23日に熊本県阿蘇郡の野外ステージで行われた、おそらく当時としては日本初のオールナイト野外ロックコンサート(当時はロックフェスや野外フェスという言い方はしなかった)です。


映画『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』予告編 - YouTube

当時人気絶頂の人気バンドやソロシンガーが多数出演ということで話題になり、さらに当日の悪天候(台風並みの大雨)、さらにTV放送等ありましたが前編放送されなかったなど、さまざまな要素により伝説化しています。

かなり全盛期のバンドが多く、メジャーデビュー当時のTHE BLUE HEARTS、2ndアルバムのころのRED WARRIORS、アルバム「天使たち」のころのTHE STREET SLIDERS 、前年デビューした岡村靖幸、解散する直前のBOØWY、さらに尾崎豊渡辺美里佐野元春HOUND DOGなど、当時すでに武道館や西武球場クラスの会場をワンマンでソールドアウトできるバンド、アーティストが同じイベントに集結しました。

映画は最悪の状況で行われたLIVEをドキュメンタリー形式で前日の晴天の中で行われたリハーサルから当日の開場の様子、スタート前すでにスコールのような雨でびしょ濡れの観客、イベント中盤の岡村靖幸あたりから雨がさらに強くなり中断、白井貴子のステージは現在で言うところのゲリラ豪雨状態で、ギターやベースは鳴らなくなり、ステージ上のモニターまでとっぱられて最悪の状況。それでもイベントは続いて行きます。最後は朝を迎え佐野元春のステージの頃は晴れてるんですが、地面はぬかるんで泥沼と化しています。
とにかく間違いなく今なら途中で中止になるほどの豪雨の中でのステージ。

20何年たって映画という形で蘇った伝説のロックフェスです。当時行けなかった者としては感激の映画です。LIVEが映画化したという部分とイベントのドキュメンタリーという両面を持っているので、フルで流れる曲もありますが、編集で何曲か繋ぎ合わせたり(ぶった切ったり)、ナレーションが被ったりするのは残念でしたが、新たにリマスターされた音はかなりLIVE感ある迫力のサウンドトラックでした。

パンフ購入しましたが当時のパンフレットぽい作り。購入特典で当時のレプリカのチケットがもらえました。

権利等の問題でDVD化もTV放送もされないというのが残念です。上映期間も短く観れない人も多いの思うので、出来ればNHK-BSあたりで放送して欲しい。

個人的には当日のラインナップからUP-BEATがカットされてるのが残念だった。それとBOØWYはLIVEシーンしかなく、これは近年DVD化されてるものなので、ドキュメンタリー部分でリハだったり当日の控え室の様子も見てみたかった。

というか全編LIVEシーンが見たい。今だったらスカパー!WOWOWで生放送やってくれるんだろうな。

最後に流れる主題歌の「音楽はあるか」ウラニーノ コレがチョットくどかった。

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